私は今回初めて大口に行くのですが、話によるととてもにぎわいのある、大きな商店街があるそうです。 前から一度は行ってみたいと思っていました。これまで田所探検隊は商店街を中心に地域の取材を続けていますが、最初、お店の店員は私が話かけると聞いてくれないこともあるのですが、話をするとだんだん心のバリアが溶けていくような感じがしています。これをきっかけに障害者への理解を広げていけると探検隊としてもやる気がでるような気がします。 これからも商店街だけじゃなくいろんな人と話をしていきたいと思います。今回も田ンドン君はちょっと雨の中は危ないからお休みしました。本当は行きたそうだった。
- 1947年(昭和22年)12月20日 - 国鉄の駅として開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 1994年(平成6年) - 自動改札機設置。
- 2006年(平成18年)5月31日 - レッツキヨスク閉店。
- 2007年(平成19年) - LED表示システム設置。
■駅名の由来
地名より採ったもの。地名の由来は、師岡熊野神社へ詣でる使者が当地で大口袴に着替え、正装したからという説が有力(「横浜の地名」横浜市市民局より)。
■大口ってどこにあるの?
横浜駅からJR横浜線で八王子行に乗り二つ目の駅、料金は150円。急行は止まりません。
■駅の中を探検しました。
.ホーム
電車とホームの高さが違うのでホームに勾配がありました。 電車とホームの隙間は殆どありませんでした。
エレベーター
エレベーターはなくエスカルでした。エスカルの場合、階段の端を使うのでお年寄りや子供が手すりを使えません。混雑している時は他のお客さんの迷惑になります。また大口駅の近くに作業所があって、多い時で一日に7,8人の車いす利用者があり、通所のときなど時間がかかり駅員さんも大変だと思いますが大口の駅員さんの対応はなれていて素早かったです。駅によってはたまにしか使わない為扱いを知らない駅員さんもいます。エレベーターは今年度中に工事を着工する予定ですが完成は未定だそうです。また、2月12日の国土交通省の発表で、外部委託部品に本来使用することを予定していた鋼材と異なる鋼材が使用された可能性があることが確認されました。そして、原因を解明するとともに、今後の再発防止体制が整うまで、販売一時停止になっています。
http://www.rakuchin.jp/linup/as21.htmlエスカルという階段乗降機は車椅子専用になっているため、たまに乗らないと動かない場合もあり、また使い方が駅員によって分らないときもあり危険で、出来れば誰でも乗れるエレベーターがあれば車椅子・ベビーカーを押す方・駅員も困らないと思います。
トイレ
多目的トイレはプレハブでドアの部分にボタンがあり、開け閉めができますが電気が自動でないので使うたびにつけなければならず不便です。
改札口
ちょっと狭いのでもう少しゆとりがあると通りやすいと思います。
券売機
券売機の位置が高く奥行きがあり、車いすの人も健常者もやっと届くような状態でおまけにタッチパネルが暗くて見にくいのでとても買いにくかったです。
駅の中
お店、キヨスクなどはありませんが、改札を出た所に新聞とお菓子の自動販売機とコンビニ(am pm)があります。
ターミナル
西口にはタクシー乗り場、バス乗り場(横浜行き)月極め駐車場がある広いターミナルがあります。
★淳バリアチェック
駅にはエレベーターはないので不便でした。券売機が高くて奥行きがあるので健常者でも買うのが一苦労でした。
■神之木公園
東口を出て入江川を渡り国道111号に出たら左方向へ歩き、神の木公園入口を右に曲がって10分ぐらい歩くと公園が見えてきます。公園へ行く道は広くて舗装されていますが、歩道の真ん中にところどころ電柱があるため車いすが通りにくいところがあります。
公園の中に入ってみると下のほうに野球場、サッカーができそうな広場、児童公園があり、花が植えてある坂を登っていくと森のような雑木林が広がって、車いすが上まで行く途中に階段があったり行き止まりになったりして私は迷路に入ったような気持ちになりました。
上に上がるとみなとみらいが一望でき横浜のシンボル、ランドマークタワーが近くに見えました。公園の中は管理が行き届いてとても綺麗で気持ちのいい公園でした。行く前は小さな公園かなとおもっていましたが想像以上に大きい公園で来た甲斐がありました。
★淳のバリアチェック
一般のトイレはあるけど多目的トイレはないので不便でした。上まで行くところに階段があったり行き止まりだったりして迷路状態でした。公園に行くまでの道のりは、所々歩道の真ん中に電柱がありとても邪魔でした。
■岩崎美術館
車椅子では奥まで行かれないのでS隊員がいって話を聞いてきました。ここから子安までの一帯を所有していた地主の岩崎さんが開いた美術館でしたが、道が狭く車が入れないのと経済的な理由から3年ほどやってやめてしまったそうです。今はご主人がなくなり奥様が茶室でお茶を教えているだけだと教えてくれました。
★淳のバリアチェック
坂が急で危険です。途中から畳み石に変わり車いすでは行かれませんでした。
■大口商店街
http://www.o-guchi.com/
商店街は木曜日にお店が定休日なので開いている所が少なくおまけに雨も降っていたのでほとんどお客さんがいなくてさみしい感じがしました。商店街をしばらく歩き相鉄ローゼンの方向に曲がるといちばんにぎやかなあけぼの通りに出ます。そこにお菓子屋さんの中にタイ焼き屋さんもある店があり、今時珍しいお菓子の量り売りをやっていました。70歳ぐらいの優しそうなおじさんが一人できりもりしていました。創業50年になるそうです。探検隊でこのお店を紹介してもいいですかときくと「そんな大した店じゃないから」と言っていました。タイ焼きはアンコがしっぽまでたっぷり入ってたったの百円でした。皮も厚くて美味しかったです。
創業25年、70歳現役の魚屋さんに話を訊きました。昔は12軒あった魚屋も今は僅か4軒しかやっていないそうです。「今時、朝早くて冷たくて手の汚れる魚屋の仕事に就く人はいないよ。」「大型スーパーがあちこち出来てるから商店街は大変だよ。」と愚痴をこぼしながら手早く魚をさばいていきます。 新鮮な魚がたくさん並びいかにもおいしそうです。わたしはお刺身が好きなので、カツオの刺身を買ってきました。やっぱり脂がのってて美味しかったです。ちなみに一さくが600円でした。
あけぼの通りにはほかにもいろんなお店があります。例えば(野菜、果物、花、(とても安い)コロッケ専門店、韓国料理の素材を専門に売る店、うどん玉やそばを作って売る店(あまり見かけない)古本屋)などがありました。大口商店街に戻ると、元気な声のする一軒の総菜屋がありました。78歳になる元気なおばあちゃんが近所の人と朝の6時からお惣菜を作っているそうで、お客さんは殆どがなじみ客だといっていました。40年やってると言うだけあって商売上手でその笑顔に負けてつい買わされてしまいそうです。
もう一つ紹介したいのは商店街を入ってすぐのところにあるさつま揚げで有名な能登屋の本店です。 揚げたてのさつま揚げが買えるのでとても人気があります。
http://www.notoya-net.co.jp/
■お食事処神戸苑
商店街には食事処が少なくて困っていたら、焼き肉屋が開いていました。入ろうとしたら中に一段段差がありダメだとおもいました。その時、店長さんが出てきて「車椅子を入口の所に置いて一番近い席に座れば大丈夫ですよ。」と言ってくれたので車椅子を外に置きS隊員さんにひっぱってもらって中に入ることができました。私の食べたのは‘若鳥のホルモン焼き定食‘860円、S隊員さんは‘やわらか肩ロースのカルビ焼き‘840円を食べました。ご飯とおつゆはお代わり自由。食後の飲み物もつきます。今時珍しい重箱にキムチとか焼き肉、生野菜などが入って1000円以内で安いと思いました。お肉も口の中でとろけておいしく頂きました。
探検隊のことを話すと「どんどん紹介してください。」と積極的で気さくで心優しく明るい店長さんでした。☆☆☆☆☆
大口商店街は毎日午後3時から6時まで車の進入禁止です。
小机編から私の独断でおいしい物をみなさんに伝えたくって星(☆)をつけました。
淳のなんでも探検ランキング
1位 神戸苑
2位 神の木公園
3位 能登屋
■エピローグ
今回は大口を探検しました。
駅に降りたときに駅員さんにエレベーターがないといわれあまり障害者がいないのかとおもいましたが障害者の作業所がありますっていわれびっくりしました。そのため駅員さんはエスカルを使い慣れていると感じました。神の木公園へ行く道にはバリアが結構あって無理かと思いましたが、行ってみると青々とした新緑の中、さわやかな森林浴をしながらみなとみらいが一望でき思いがけず贅沢なひと時を過ごすことができました。神戸苑では心から優しい店長さんに会って美味しい焼き肉を食べ、またここでも贅沢を味わい、そして家に帰ると大口で買ったおいしいお刺身を食べ、最後まで贅沢三昧で私にはもったいない一日でした。大口駅の中は今時エレベーターがなく駅舎も昔のまま、駅の中に一軒の店もなくまるでどこかの田舎の駅のようでとても横浜とは思えない、時代から取り残された駅でした。